トップ > 最新情報 > 長谷川研究室の「芯までやわらかいぬいぐるみロボット」が、フランスの新聞「Aujourd'hui en France」にて紹介されました。(2014年4月11日)
長谷川晶一研究室の「芯までやわらかいぬいぐるみロボット」の研究展示をフランスの「Laval Virtual 2014」(2014/4/9~13)にて行ったところ。その様子が、フランスの全国紙「Aujourd'hui en France」(2014年4月11日)に紹介されました。記事の内容は以下の通りです。
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かわいいテディベア ― 子どもを怖がらせないロボット玩具を作る
日本の東京工業大学の研究者は、5年以上この研究を続けている。可愛らしいテディベアの毛皮の下には、ケーブルとプーリーによって注意深く構成された高精度なメカニカルシステムとセンサとバッテリーが隠されている。この愛らしいテディベアは、話しかけた者の方に頭を向け、抱きしめると、子猫がまた撫でてもらうために頭を寄せるのに似た反応をする。この動きは非常にリアルであり、玩具としてだけでなく、例えば行動障害児を安心させるための純粋なツールとして使用することができるほどだ。これはぬいぐるみに加わる力センサシステムの計測値に応じて反応することで実現されている。 まだプロトタイプではあるが、すぐに玩具業界の大企業を惹きつけるかもしれない。
(文責:長谷川晶一)