トップ > 最新情報 > 【報告】 第66回精研シンポジウムが開催されました(2014年9月16日)
東京工業大学 精密工学研究所 第66回シンポジウム
第66回精研シンポジウムが,2014年9月16日に,すずかけ台キャンパス大学会館多目的ホールで開催されました。
【主催】 東京工業大学 精密工学研究所 (担当: 佐藤千明、Tel:045-924-5062)
【日時】 2014年9月16日(火) 13:00-17:00 (懇親会:17:00-19:00)
【場所】 東京工業大学 すずかけ台キャンパス すずかけホール 3F 多目的ホール
接着剤の進歩により,構造接着の適用範囲が広がりつつあります.特に近年では,自動車構造の軽量化の観点で,異種材料接合が容易な接着に注目が集まっています.しかし残念ながら,我が国では自動車用構造接着がまだ一般的でなく,技術的にはヨーロッパ諸国を追っているのが現状です.本セミナーでは,欧州における接着のエキスパートである下記の3名の講師をお招きし,自動車用構造接着を含む接着接合に関する最新の話題について御講演を頂きました.
Prof. Lucas da Silva, Faculty of Engineering, University of Porto (Portugal)
"Recent developments in structural adhesive joints"
“構造用接着接合に関する最近の話題”
Prof. Gary Critchlow, Department of Materials, Loughborough Univeristy (UK)
"Surface engineering and advanced coatings used in automotive applications"
“自動車用先進コーティング技術および表面工学”
Prof. Robert D. Adams, Universities of Oxford and Bristol (UK)
"Composites and adhesive bonding; vibration damping, impact, and an automotive application"
“複合材料および接着接合; 振動吸収、衝撃、および自動車構造への適用”
Lucas da Silva教授の講演の様子 | 質問を聞くSilva教授 | |
Gary Critchlow教授の講演の様子 | 質問に答えるCritchlow教授 | |
Robert D. Adams教授の講演の様子 | 質問に答えるAdams教授 |
当日は,100名を超える方に参加していただき,大盛況のうちにシンポジウムを終えることができました.
関係各位に深く御礼申し上げます.
(文責,精密工学研究所 准教授 佐藤千明)
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シンポジウムのパンフレット:日本語版・英語版
原賀先生講演会(同時開催)のお知らせ
最終更新日:9月26日(金)