トップ > 最新情報 > 【報告】 精研談話会が開催されました。(2015年7月17日)
精研談話会 報告
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日時: 7月17日 金曜日 15時~17時
場所: すずかけ台 R2棟(精研)1F 第2セミナー室
講師: V. A. Chernenko 教授 (BCMaterials &University of the Basque Country (UPV/EHU), Bilbao, Spain)
題目: Recent advances in magnetic shape memory materials (磁性形状記憶材料の最近の展開)
【報告】
磁性形状記憶合金は巨大な磁気歪みを有し,高速駆動が可能な次世代アクチュエータ材料として期待されており,世界中で活発に研究が行われています.Chernenko教授はNiMnGa合金をはじめとした磁性形状記憶材料の研究に関して世界的な第一人者であり,基礎研究から応用開発まで幅広く取り組まれております.今回はJSPS短期招聘事業により2ヶ月間,客員研究員として精研に滞在されております.講演会では磁性形状記憶合金の基礎から最新の研究成果までを大変わかりやすく説明していただきました.参加者は30名であり,講演後の質疑応答では予定時間をオーバーして熱心な討論が行われました.講演者のChernenko教授,出席者の皆様に感謝いたします.(文責:先端材料部門・教授 細田秀樹)