トップ > 最新情報 > 益一哉教授,岡田健一助手の研究グループの研究成果が,化学工業日報に掲載されました。(2006年11月20日)
【内容】
【広帯域(0.98-6.6ギガヘルツ)の発振器 -シリコンCMOSで実現-】
益一哉教授,岡田健一助手の研究グループは,0.98GHzから6.6GHzで発振可能なLC型電圧制御発振器を開発した。複数の無線通信規格に対応可能なマルチスタンダード無線機に利用できる。従来,最低発振周波数と最高発振周波数の比が最高でも2倍程度であったが,開発した回路方式では6倍以上の発振範囲を可能とした。0.18um CMOSプロセスを利用して試作し,位相雑音の評価指標であるFoMTにおいて,-206dBc/Hzを達成した。