トップ > 最新情報 > 細田 秀樹 助教授の研究が日経産業新聞に記載されました.(2005年3月1日)
題目「骨並みの柔軟性:東工大,骨折治療器具に」 【内容】
東工大細田助教授,筑波大宮崎教授らはアレルギーの原因となるニッケルなどを含まず,骨に近い柔らかさで体になじみやすい新形状記憶合金を開発した.これは,チタンに,ニッケルの代わりにニオブやモリブデンなどを含む材料である.新合金は加工しやすく,チタンと同程度に毒性が低く,歯列矯正ワイヤーや骨折治療器具への応用が期待されている.現在,東北大で動物実験を進めており,歯科用には早ければ数年で,体内医療機器としては5年程度での実用化を目指している.