トップ > 最新情報 > 益 一哉教授の研究が神奈川新聞に掲載されました。( 2004年8月5日)
題目:「21世紀のテクノロジー システムLSI」 【内容】
益 一哉教授と岡田健一助手らの研究グループは、グローバルインテグレーション・ワイヤレスメディアチップのための高速信号処理集積回路の研究をしています。100nm以下の微細集積回路では、設計とプロセスを繋ぐコンパイル技術の比重がますます大きくなります。このコンパイル技術の中で、私たちが取り組んでいるのは超高速集積回路を実現するギガヘルツ高速配線技術の研究です。ギガヘルツの信号伝送を実現するためには、多層配線構造の中にいかに高速の信号をゆがみなく伝送するか(シグナルインテグリティの確保)が従来にも増して重要となっています。また、「リコンフィギュラブルRF集積回路」の研究では、キャリア周波数や通信方式に応じて回路機能を動的に再構成できる(reconfigurable)RF無線回路の設計を目指しています。