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精研談話会を開催しました。（11月12日）

日時：平成２２年１１月１２日（金）15:00-16:30

場所：Ｇ４棟２階中会議室

Ultrasonic Waves for Non-Destructive Evaluation - Experiment and Model
Prof. Tribikram Kundu, University of Arizona

　超音波による構造体の健全性診断（Structural Health Monitoring）の研究について，その実験的手法と解析手法の解説をしていただきました。実験的手法については，梁やパイプに伝搬モードを励振するガイド波の方法，超音波顕微鏡の方法など具体的な紹介がありました。数値シミュレーションについてはグリーン関数の重ね合わせによる方法について説明していただきました。この方式は有限要素法や時間領域差分法などに比べて計算負荷が軽いという特徴があります。精研で行っている超音波浮揚に興味をもっていただき，講演の後，この計算手法を用いて超音波浮揚の解析などを協力して行うことについても議論できました。

文責　中村健太郎（極微デバイス部門・教授）