トップ > 最新情報 > 精研談話会が開催されました。（2007年11月16日）

精研談話会が開催されました。（2007年11月16日）

下記のとおり精研談話会が開催されました。

日時：2007年11月16日（金）10:00～11:30
場所：Ｒ２棟　6階　大会議室
講師：朴　重濠氏（韓国機械研究院・先任研究員）
講演：機能性材料を用いたスマートデバイス

講演内容：
　近年，ＭＲ流体，圧電素子などの機能性材料を用いて新機能を実現するスマートデバイスに関する研究，開発が活発に行われています。本講演では，ＲＦＩＤなどの電子素子の大量生産に適したロール・ツー・ロール印刷機において柔軟な張力調節をおこなう高出力MRブレーキ，燃料電池，IT機器用水冷システムなどで液体循環のために用いられる圧電ポンプ，圧電抵抗効果を用いた半導体形高精度圧力センサ，圧電素子を用いた風力発電システムなど，多岐にわたるスマートデバイスの研究事例について解説していただきました。また，韓国機械研究院の組織構成および代表的な研究成果についてもご紹介いただきました。参加者は16名で熱心な質疑応答が行われました。
文責：吉田和弘（高機能化システム部門・准教授）