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JICAによる本研究所施設見学が開催されました．（2006年10月12日）

　2006年10月12日木曜日に（財）大阪市立工業研究所が国際協力事業団(JICA)より委託を受けている海外技術研修無機・金属コース研修員による精密工学研究所の見学会が開かれました。JICAによる見学は今回で5回目になります。今回の参加者はMr.RENDTORFF BIRRER Nicolas Maximiliano（アルゼンチン・セラミック鉱物資源技術センター）、 Mr. MOHAMED Nasser Gomaa Mohamed（エジプト・中央金属研究開発センター）、Ms. Roslina（インドネシア・金属工業開発センター）、Mr. AMANORATNE Chinthan Hemapa（スリランカ・工業技術研究所）、Mr. WONGMANKITKARN Montri（タイ・工業省工業開発部中小企業振興局）の研修生5名と、引率の大阪市立工業研究所武内孝氏および日本国際協力センターコーディネイター和田美貴氏の計7名でした。本所では、横田眞一所長から本学および本所の説明を受けた後、マイクロシステム研究センター（宮本智之助教授）、機械工場（和田選主任技術専門員）、極微デバイス部門波動応用デバイス研究分野（小山大介助手）、知能化工学部門ヒューマンインターフェース研究分野（橋本直己助手）、先端材料部門機能評価研究分野（曽根正人助教授）、同極限材料分野（堀江三喜男教授）を見学しました（括弧内は説明者）。それぞれ順に、光集積デバイス、マイクロ加工機器、超音波浮揚技術、バーチャルリアリティー、マイクロ材料、マイクロモーションシステムなどの最新研究成果の説明を受け、それぞれ最近の知識を得ていました。見学時間は約2時間と短いものでしたが、各研修生とも熱心に見学していました。特に、ナノテクに関する質問が多く、各国のナノテクに関する関心を垣間見る気が致しました。本所の見学会が研修生各国の技術発展の一助となりますことを期待しております。最後に、見学に際してご協力頂きました横田眞一所長、広報委員長佐藤誠先生、説明者各位、写真係稲邑朋也助手、山本和彦係長をはじめとする事務室各位、および関係の皆様に深く御礼を申し上げます。
（文責　細田秀樹）

全員の集合写真

機械工場での説明

バーチャルリアリティーの体験

超音波搬送の説明