トップ > 最新情報 > 平成18年度すずかけ祭・オープンキャンパスが開催されました.(2006年5月12日~14日)
本年のすずかけ祭は5月13日(土)・14日(日)に、オープンキャンパスは5月12日(金)~14日(日)に開催された。すずかけ祭は地域の住民の方々、高校生・大学生、産業界の方々との連携を深めることを目的として開催されており、今年28回目を迎える。また、オープンキャンパスと合わせて、来年の入学を目指す学部4年生向けの研究室公開も同時に行った。
今年は、すずかけ祭を構成する生命理工学研究科、大学院総合理工学研究科、フロンティア創造共同研究センター、資源化学研究所、精密工学研究所、像情報工学研究施設、応用セラミック研究所から例年以上に多くの研究室公開が行われ、一般向けや体験コーナーを持つ研究室等は、中高生をはじめとする一般見学者の方々で賑わいを見せていた。
すずかけ祭のイベントとしては、13日午後には、本学 大学院 生命理工学研究科本川達雄教授による「時間をどう生きるか:「ゾウの時間ネズミの時間」から考えたこと」と題した講演会が行われた。また、14日午後より大学会館3F 多目的ホールにて、プラタナス ピアノコンサート2006「すずかけ森の演奏会 -耳をすませば-」、その後ピアニスト松谷園子さんによりミニピアノリサイタル、そして、東京工業大学管弦楽団によるミニコンサートが開かれ、評判が上々だったようである。例年の通り、精研内の研究室も一般公開を行い、出店を構えた研究室も見受けられた。また、本年は文化展として、すずかけ台キャンパス近隣地域の方々による書道・盆栽の展示及びお茶会が開かれ、盛況を呈していた。
オープンキャンパスの取り組みとしては、多目的ホールにおいて総合理工学研究科の各専攻の説明が行われた。さらに、G2棟や大学会館3Fラウンジなどで研究内容を説明するパネル展示やデモンストレーションも行われた。また、学生たちが専攻説明やパネル展示で興味を持った研究室へ自由に見学することができるように準備されており、精研の各研究室は来年度の新入生候補者に対して、さらに詳しい説明を加えていた。
今年は、13日雨が降り、また、14日は曇りとなったため、例年より参加人数が若干すくないようであった。しかし、天気にもかかわらず来られた熱心な参加者によりすずかけ祭は盛り上がりを見せ、目立った混乱もなく無事終了した。(曽根正人)
留学生らによる屋台村の様子
一般見学者が賑わう像情報工学研究施設・展示室
精密工学研究所研究室(肥後・曽根研究室)公開の様子