トップ > 最新情報 > 第48回精研シンポジウムが開催されました.(2006年5月11日)
第48回精研シンポジウム「ナノを拓く新材料と組立て・観察技術の展望 -バイオティック集積工学の成果と未来-」が平成18年年5月11日(木)大学会館多目的ホールで開催されました.このシンポジウムはバイオティック集積工学客員研究部門の最終年度である10年目の総括をかねており,ブレインインフォーマティクス研究推進体と協賛で行なわれました.客員部門の担当教員2名による成果報告を兼ねた講演の後,該当分野での第一人者の研究者お二人により,最先端の研究開発の動向と展望に関する講演が行なわれ,学内外から60名の参加者がありました.また,次期の客員講座の準備に向けて貴重な示唆が得られるとともに,学生にとっても最新の知識を得る良い機会となりました.
プログラム(司会:精密工学研究所 精機デバイス部門 教授 北條 春夫)
13:30-13:35 開会挨拶
精密工学研究所副所長 小林 功郎
13:35-14:20 講演1:DNAによるナノ周期構造の創製
精密工学研究所 高機能化システム部門 教授 初澤 毅
14:20-15:05 講演2:微小マイクロ・ナノ材料の評価と創製
精密工学研究所 先端材料部門 教授 肥後 矢吉
15:20-16:10 講演3:マイクロ・ナノ加工を基盤にしたバイオチップの創製
物質・材料研究機構
生体材料研究センター フェロー 堀池 靖浩
16:10-17:00 講演4:バルク金属ガラスのナノテクノロジー用素材としての将来性
東北大学副学長 金属材料研究所長 井上 明久
17:00-17:05 閉会挨拶
精密工学研究所所長 横田 眞一
講演後は,すずかけホールにて懇親会が行なわれ,研究者の方々との親睦を深めました.シンポジウム開催にご助力いただいた各位にお礼を申し上げます.
(文責:初澤 毅)