トップ > 最新情報 > 精研談話会「上海大学精密機械研究所のGong所長の講演」 が開催されました.(2005年12月8日)
上海大学精密機械研究所(精研の研究協力協定先)の所長Gong振邦教授は、平成17年12月8日精研を訪問され,「上海大学精密機械研究所の研究紹介」(精研談話会)で講演されました.講演内容は主に上海大学の紹介および精密機械研究所の研究内容の紹介であり,現在進行している精研と上海大学精密機械研究所との共同研究である「アクティブカメラを用いた小型ヘリコプタの地面移動物体の追跡制御」についても,その進捗状況が紹介されました.講演後の質疑で、中国の大学及び研究所の研究資金調達方法についての上羽所長からの質問に対し、Gong先生は,上海大学精密機械研究所は中国の重要研究拠点として認定されており、教育部,科学技術部,上海市科学技術委員会,企業という4方面からの資金を受けている,と説明がありました.また,肥後教授から紹介されたあるタバコ企業が開発を依頼した産業用ロボットについて,その研究開発資金とその後の状況についての質問、佐藤誠教授からも講演で紹介された研究についていくつ質問があり,活発な意見交換がなされました.講演終了後,Gong振邦教授は下河辺・進士研、肥後・曽根研、佐藤(誠)研、上羽・中村研など複数の研究室を見学されました。ご協力いただいた研究室には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。(文責:張 暁林)
張 暁林助教授, 上海大学精密機械研究所所長Gong振邦教授, 上羽貞行所長