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JICA殿による本研究所施設見学が開催されました．（2005年10月13日）

2005年10月13日木曜日に（財）大阪市立工業研究所が国際協力事業団(JICA)より委託を受けている海外技術研修無機・金属コース研修員による精密工学研究所の見学会が開かれました．JICAによる見学は今回で４回目になります．今回の参加者はMr.Gustavo URAREZ（アルゼンチン）， Mr.Gadang Priytomo（インドネシア），Mr.Wan Mohammed Nzrul Bin Wan JAAFAR（マレーシア），Mr. Amuwita Jayasinghe Gamage Shantha DAHANA（スリランカ），Ms. Anuruccika Subodhini LIYANAGE（スリランカ）の研修生5名と，引率の大阪市立工業研究所谷淳一氏および日本国際協力センター研修監理員中村悦子氏の計7名でした．本所では，横田眞一副所長から本学および本所の説明を受けた後，マイクロシステム研究センター（小山二三夫教授），極微デバイス部門電子デバイス研究分野（伊藤浩之氏），知能化工学部門ヒューマンインターフェース研究分野（橋本直己助手），先端材料部門極限材料研究分野（堀江三喜男教授），同材料設計分野（若島健司教授）を見学しました（括弧内は説明者）．マイクロシステム研究センターでは光集積デバイスの最新の研究成果の説明を受け，極微デバイス部門ではグローバルインテグレーション高速配線技術の説明を受けました．知能化工学部門ではマルチプロジェクションシステムD-visionによるバーチャルリアリティーを体験し，大変興味を抱いていたようです．また，先端材料部門では微少接着技術やアクチュエータ材料について説明を受け，それぞれ最近の研究についての知識を得ていました．見学時間は約2時間したが，各研修生とも熱心に見学していました．本所の見学会が研修生各国の技術発展の一助となりますことを期待しております．最後に，見学に際してご協力頂きました横田眞一副所長，各研究室および説明者各位，写真係稲邑朋也助手，山本和彦係長をはじめとする事務室各位，および上羽貞行所長および関係の皆様に深く御礼を申し上げます．
（文責　細田秀樹）

横田副所長による本所説明

マイクロシステム研究センター見学

益研究室見学

マルチプロジェクションシステム"D-vision"見学

堀江研究室見学

若島研究室見学

関係者による集合写真