トップ > 最新情報 > すずかけ祭(オープンキャンパス5月13日~15日)が開催されました(2005年5月13日~15日)
本年のすずかけ祭は5月14日(土)・15日(日)に、オープンキャンパスは5月13日(金)~15日(日)に開催された。例年、すずかけ祭は10月に開催されていたが、一昨年から新緑の美しい5月に開催時期を早めた。すずかけ祭は地域の住民の方々、高校生・大学生、産業界の方々との連携を深めることを目的として開催されており、今年27回目を迎える。また、オープンキャンパスと合わせて、来年の入学を目指す学部4年生向けの研究室公開も同時に行った。今年は、ご来場される方にわかりやすい案内を心がけ、パンフレットには展示の対象(小中学生向け、高校生向け、一般向け、体験コーナー)と内容(エネルギー関係、先端材料、バイオ、光など)を表示する案内図を作成した。その影響か、一般向けや体験コーナーを持つ研究室等は、中高生をはじめとする一般見学者の方々で賑わいを見せていた。
すずかけ祭のイベントとしては、大学会館3F 多目的ホールにて、特別企画講演会が開催され、国立天文台の台長海部宣男氏をお呼びして「宇宙と生命」と題した講演を行なわれた。また学生企画コンサートや本学の管弦楽団のミニコンサートも開かれ、評判が上々だったようである。例年の通り、精研内の研究室も一般公開を行い、出店を構えた研究室(上羽・中村研など)も見受けられた。
オープンキャンパスの取り組みとしては、多目的ホールにおいて総合理工学研究科の各専攻の説明が行われた。さらに、G2棟や大学会館3Fラウンジなどで研究内容を説明するパネル展示やデモンストレーションも行われた。また、学生たちが専攻説明やパネル展示で興味を持った研究室へ自由に見学することができるように準備されており、精研の各研究室は来年度の新入生候補者に対して、さらに詳しい説明を加えていた。
参加者数はすずかけ祭1652名(去年1400名)、オープンキャンパスが1625名(去年1750)、特別企画講演会が121名(去年約60名)であった。人数からも伺えるように盛況であり、目立った混乱もなく無事終了した。(張 暁林)
一般見学者と中高生が賑わう佐藤小池研展示室
水滴を空中に浮かばせる超音波実験(上羽・中村研)