トップ > 最新情報 > 精研談話会が開催されました.(2005年2月24日)
記の内容で精研談話会が2月24日木曜日に開催されました.
1.日時: 2005年2月24日(木) 17:00-18:00
2.場所: 精研大会議室
3.講演タイトル: ヒト細胞ナノマシンの全部品を集める
4.講師: 加藤 誠志 氏
(バイオティック集積工学客員研究部門 教授)
(国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 障害工学研究部 部長)
5.内容:
ヒトゲノムの全塩基配列が解読されたことによって、ヒト細胞の基本設計図が明らかになった。これからの課題は、この設計図に基づいてヒト細胞ナノマシンがどのように組み立てられ、働くのかを探ることである。この課題に対する加藤客員教授らのアプローチが紹介された。まずヒト細胞ナノマシンとして主にタンパク質に焦点を当て、これらが細胞内でどのようにつくられるかといった、遺伝子工学の基礎を分かりやすくご説明いただいた。続いて完全長cDNAバンク構築に関する最新の研究展開、および網膜色素変性症の原因遺伝子の探索に関する最新の成果をご紹介いただいた。(参加者10名)
文責: 高機能化システム部門 柳田保子