トップ > 最新情報 > 精研談話会が開催されました.(2004年12月15日)
下記の内容で精研談話会を平成16年12月15日に開催されました.
「超音波診断装置の基礎と最新技術」
講師: 梅村 晋一郎 氏 (日立中央研究所・主任研究員)
平成16年12月15日(水) 15:00-17:00 精研大会議室(R2-6F)
まず、超音波診断装置のしくみの基礎として、アレイプローブの構造、ビームの電子走査の方法などを分かりやすい図で解説していただいた。そして、反射パルスの受波信号からBモード像を構成する原理の説明があり、実際の診断装置を用いてBモード像の実演をして頂いた。また、ドップラ効果を用いた血流計測についても基礎を説明していただいた。
続いて、超音波を用いたがん細胞の加熱治療法について、マイクロバブルを用いた方法など最新の成果をご紹介いただいた。実験の様子など具体的な説明が興味深かった。
(参加者32名、 文:極微デバイス研究部門・中村健太郎)