トップ > 最新情報 > すずかけ祭・オープンキャンパスが開催されました.(2003年5月9~11日)
本年のすずかけ祭は5月10日(土)・11日(日)に、オープンキャンパスは5月9日(金)・10日(土)に開催された。例年すずかけ祭は10月に開催されていたが、大岡山の工大祭の時期からずらすなどの理由により、今回から春に開催時期を設けることになったようである。また昨年から実施しているオープンキャンパスの時期にも合わせることができ、地域の住民の方々向けの催しに加えて来年の入学を目指す学部4年生向けの研究室公開という多少異なる趣の取り組みを行うことになった。5月10日は両者同時開催となった。
すずかけ祭のイベントとしては、特別企画として大学会館3F 多目的ホールにて講演会が開催された。昨年度に文部科学省COE21プログラムに対して本学の4課題が採択されたが、その取り組みについて各拠点リーダから説明がなされた。科学技術振興事業団の北澤宏一氏をお呼びして「科学技術者のみた日本・経済の夢」と題した講演会も催された。また本学の管弦楽団に依頼してミニコンサートを初めての試みとして開き、結構評判がよかったようである。もちろん精研内の研究室も公開を行い、出店を構えた研究室も見受けられた。
オープンキャンパスの取り組みとしては多目的ホールにおいて総合理工学研究科の各専攻の説明を行い、学生が興味を持った研究室を自由に見学するコースを用意した。こちらに関しても精研の各研究室が来年度の新入生候補者に対して研究内容をアピールすべく、パネル展示やデモンストレーションを準備して望んだ。
参加者数はすずかけ祭1400名、オープンキャンパスが1750名(大学院生1620名、学部生130名)であった。人数からも伺えるように盛況で、また同時開催による目立った混乱もなく無事終了した。(植之原 裕行)