トップ > 最新情報 > 【NEW】精研談話会を開催しました。(2011年12月12日)
下記のとおり精研談話会を開催しました。
日時: 平成23年12月12日(月) 14:00-16:00
場所: すずかけホール2F 集会室2
講師:Professor Donald W. Kirk,
Department of Chemical Engineering and Applied Chemistry, University of Toronto
タイトル:"Pore-size effects in activated carbon as a potential sensor"
Kirk教授は長年センサーに 用いる微細な金属触媒や炭素電極の研究を続けており,今回はナノレベルの微細な孔を有する活性炭の電気化学的活性に関して様々なアプローチから解析を行った結果について話をなされた。より具体的には微細な孔のナノ構造と触媒活性に関する非常に興味深い相関を報告された。二種類の大きさのナノ細孔を有する活性炭が複雑な触媒活性を有しており,その活性が細孔による金属イオンの捕捉に由来することを明らかにし,更に異なる金属イオンを用いた時の触媒活性に関しても定量的な議論を展開した。活発な議論による有意義な時間 を過ごすことができた。
(担当 先端材料部門 曽根正人)