トップ > 最新情報 > 【NEW】精研談話会を開催しました。(2011年12月13日)
下記のとおり精研談話会を開催しました。
日時: 平成23年12月13日(火) 15:00~16:30
場所: すずかけ台キャンパスR2棟1F第二セミナー室
講師:Minoru Taya(Boeing-Pennell Professor of Engineering, Center for Intelligent Materials and Systems, University of Washington)
題目:
Design of SMA and FSMA and their composites with
Applications to airborne actuators, morphing structures
and energy-harvesting devices
(訳) 航空機アクチュエータ,モーフィング構造およびエネルギー
収穫デバイスへの応用のための形状記憶合金,磁性形状記憶
合金およびそれらの複合材料の設計
講演内容:
ワシントン大学のMinoru Taya(田谷稔)先生は,複合材料およびインテリジェントマテリアル・システムに関する研究分野で世界トップの一人であり,ISIのhighly cited reseacherとしても知られています。センサー・アクチュエータ材料に関する長年のご研究から,特に今回は世話人からのリクエストにより,温度変化により駆動する形状記憶合や,磁場により駆動する磁場駆動形状記憶合金を基調とする複合材料の材料設計や開発と,特にそれらの航空機用センサ・アクチュエータへの応用研究,さらには圧電素子や太陽電池を利用したエネルギーハーベストに関する最新の研究までご講演を頂きました。当日は田谷先生と研究分野の近い若島健司名誉教授も来られ,出席者は総勢18名であり,熱心な討議がなされました。講師のTaya先生,出席者の皆様に感謝いたします。
(担当 先端材料部門 細田秀樹 内線:5057)