トップ > 最新情報 > 【NEW】精研談話会を開催致しました。(2012年2月17日)
下記のとおり精研談話会を開催しました。
日時: 平成24年2月17日(金) 13:00~15:30
場所: すずかけ台キャンパスR2棟9F913室室
講師: V. A. Chernenko教授
Universidad del Pais Vasco (UPV/EHU),
Dpto. Electricidad y Electronica, Spain
題目:Ferromagnetic shape memory effect(磁性形状記憶合金)
磁性形状記憶合金は10%もの巨大な磁気歪みが発現し,高速で駆動できる新アクチュエータ材料として期待され,世界各国で研究開発が行われています。Chernenko先生は本材料研究に関する世界第一人者で,特にNiMnGaを対象とし,巨大歪みの発現,その機構,材料開発など多岐にわたり多くの貢献を成し得てきました。今回,大阪大学材料系GCOEによる招聘で日本に一ヶ月滞在することになり,その期間に,東工大精研への訪問とご講演を賜るチャンスを得ました。演会では,本材の基礎から今後までをわかりやすく講義いただきました。また,当方からも修士学生谷村裕太君が細田・稲邑研究室における最近のNiMnGaの研究を紹介するなど,貴重な研究交流となりました.参加者は15名であり,予定時間をかなりオーバーして熱心な討論がなされました。講演者のChernenko先生,出席者の皆様に感謝いたします。
世話人:細田秀樹(先端材料部門・教授)