トップ > 最新情報 > 【NEW】新任教員着任挨拶(伊藤准教授)(2013年8月6日)
平成25年8月1日付けで、極微デバイス部門に伊藤浩之准教授が着任しました。
伊藤 浩之 准教授
平成25年8月1日付で極微デバイス部門電子デバイス分野の准教授に昇任致しました伊藤浩之と申します.修士課程から益研究室に所属し,平成19年からは本研究所の極微デバイス部門電子デバイス分野益研究室の助教として主に高周波集積回路技術の研究・教育に携わってきました.この間,インテルや富士通研究所で無線通信回路・無線通信トランシーバLSIの研究開発にも従事しております. 集積回路研究の道に進んだきっかけは,趣味のロック音楽に関係していまして,中学・高校時代にエレキギターやギターアンプの電子回路に興味を持ったところにあります.この当時の半導体集積回路は「産業のコメ」と言われ日本が世界をリードしていましたが,私が修士課程で集積回路の研究を始めた頃には日本半導体産業の凋落が進んでいました.そして現在,集積回路発展の基軸である微細化が終焉を迎えつつあり,集積回路分野は大変革期に入っています.このチャンスを生かして日本半導体・エレクトロニクスの復権に貢献することが私の目標で,益先生や所属研究グループの方々と共に集積回路技術の新分野・新機軸の開拓に挑みながら,精進して参ります.是非,精密工学研究所や学内外の先生方・皆様に,今後ともご指導いただきたくお願い申し上げます.