トップ > 最新情報 > 里達雄教授がNHK番組「あさイチ」内のコーナー「スゴ技Q」に出演しました。(2013年11月26日)
放送局:NHK総合
番組名: あさイチ 「スゴ技Q」(火曜日特集コーナー)
放映日:2013年11月26日(火)
テーマ:「びっくり!アルミホイル徹底活用術」
2013年11月26日(火)に、NHKの番組「あさイチ」(キャスター有働由美子、井ノ原快彦)の中の「スゴ技Q びっくり!アルミホイル徹底活用術」にアルミニウムおよび金属の専門家ゲストとして出演した。アルミホイルは日用品として家庭内で使われるが、一方で料理をするときの料理用具として様々な活用法があること、また、静電気除去に活かせることを事例に挙げながら紹介する内容であった。アルミホイルのこれらの活用においては、アルミニウムのもつ様々な特性が活かされていることを専門家として説明した。アルミホイルはほぼ90%以上の純度の純アルミニウムであること、厚さが10μm程度であること、金属の中でも熱伝導度や電気伝導度が非常に高いこと、密封性に優れていること、一方、電磁波や輻射熱は通しにくいことなどを一部実験などを交えて説明した。たとえば、グリルで魚を焼くときに細かい穴をあけたアルミホイルを魚に上からかぶせて焼くと、焦げ目が少しついたふっくらと焼けること、アルミホイルを丸めて皮剥きに使うこと、焼きそばをアルミホイルに包んでグリルで焼くと美味しく仕上がること、フランスパンをアルミホイルで包んで冷凍し、そのまま加熱したオーブンで焼くとできたてのようなパンになること、また、アルミホイルを静電気の溜まった衣服やドアノブにかざすと静電気除去に有効なことなどの例が紹介された。また、アルミホイルには光沢面と艶消し面とがあり、表と裏があるのはなぜかとの質問が視聴者からあり、写真(走査電顕写真)を示しながら、表と裏というのはなくて、ロールで最終圧延するときに2枚を重ねて圧延するため、ロール側が光沢面に、重なった面がわずかな凹凸ができて艶消し面になるもので、材質としては全く差がないことなどを説明した(写真上)。また、当日のゲストは、辺見えみり(女優)とつるの剛士(タレント)であった(写真下)。リポーターは宮下純一(タレント・元水泳選手)で、一緒に説明をした。視聴者からは多くの活用例や質問が送られてきて、関心の大きさに驚いた。